ディズニーランドのハッピーサイクル研修+

STEP 1 まずは自分からやってみる

第六章 6-2

この本の目次

何度もいっていることですが、アナタの楽しいサービス業ライフをつくるのは、職場の仲間でも、ましてやお客様でもありません。

アナタ自身が一歩を踏み出してつくる!

これが大事です。

ですので『ハッピーサイクル』のステップ1は、

「まずは自分からやってみる」

アナタのための楽しさややりがいは、アナタ以外につくることはできません。

では、初めに何をやってみましょうか?

難しく考えてはいけません。いままで学んだことから考えてみましょう。

・お店を「大切な空間」にして愛したい! だからまずは、とにかく隅から隅までキレイにしてみよう!

・「ショー」を演じるつもりでサービスをしたい! お店のバックグラウンドストーリーを見つけたい! だから店長に店名の由来やロゴマークの意味について聞いてみよう!

・「アナタから買いたい」といってくれるお客様をつくることを「ゴール」に決めた! まずは自分の名前を覚えてもらえるよう、商品とは直接関係のない話を1日1回お客様としてみよう!

・お店の仲間全員を1日1回以上褒める! どんなリアクションするか楽しみだな。

などなど、何でもいいんです。ここまでディズニーランドを舞台にお伝えしてきたさまざまなことのなかから、アナタがいちばんビビッときたことから初めてみましょう。

とはいっても、「いうは易し、行なうは……うーん、ムズかしい!」ですよね。よくわかります。

だけど、だからこそチャレンジしてみる価値があると思うんです。

たぶんアナタのまわりの仲間たちも、「まずは自分からやってみることが大事」なんてことは、わかってるんじゃないかと思います。でもアナタとおなじように、頭では「大事」とわかっていても、面倒くさかったり、最初の一歩を踏み出す勇気がなかなか出なかったりで、やってないんじゃないでしょうか。

だったらなおのこと、アナタがここでアクションをすることで、「誰よりもサービスを楽しい!と感じられる第一人者」になってしまえばいいんです! ハッピーの連鎖は、ここからつくられるのですから。

というわけで『ハッピーサイクル』のステップ1、

「まずは自分からやってみる」

を、ぜひぜひ今日から実行してほしい、否、してください。

そうしてアナタがアクションを起こすと、次には何が起きるでしょうか?

2026年の補足

「はじめる方法は、しゃべるのをやめて、やってみることだ」。これ、ウォルト・ディズニーの言葉です。しかも、事業のお金を借りられずに苦労していた頃に語ったものだそう。夢みたいなアイデアも、最初は誰にも信じてもらえなかった。それでも先に動いた人が、あの場所を現実にしたわけです。頭で「大事」とわかっていても踏み出せない、という本文の指摘。ずっと昔のウォルトも、同じ壁の前にいたのかもしれません。だから今日の小さな一歩に、価値があるんですね。