ディズニーランドのハッピーサイクル研修+

サービスは、やってるほうが楽しくなくちゃ意味がない

第六章 6-1

この本の目次

さてさて、ここまで長い時間おつきあいいただき、ありがとうございます。

あともう少しだけ、このままおつきあいいただけますか?

OKですか。ふぅ、よかった。

ここまで、ディズニーランドをさまざまな角度から見ることで、「楽しくサービスをするにはどうしたらよいのか?」についてお話ししてきました。

いろいろなテーマがありましたが、それらを全部ひっくるめて、ひと言でいうならば、

「サービスをしている自分が楽しめれば、サービスを受けたお客様も嬉しい!」

ってことなんです。

そして、次がこの本の主題。これをお伝えしたいために、私はここまで書いてきたんだといってもいいです。

サービスすることが楽しい

サービスされるお客様は嬉しい

「ありがとう」の気持ちがお客様から返ってくる

もっとサービスを楽しく感じられる

サービスされるお客様はもっと嬉しくなる

もっと大きな「ありがとう」の気持ちがお客様から返ってくる

どうですか、この無限ループ!

自分自身がサービスを楽しむことができれば、そのアクションでお客様をハッピーにすることができ、それがやがて巡りめぐって自分のところに返ってくる!

お客様にハッピーになっていただくことで、自分自身にハッピーが返ってくるんです。

この、ぐるぐると永遠に回り続けるしあわせの連鎖のことを、私は『ハッピーサイクル』と呼んでいます。

この連鎖があるからサービスの仕事は楽しいし、そのことをよく知っていて、それを実現している人たちの代表がディズニーランドなんですね。

だから私はいつも、声を大にしていいます。

「サービスは、やってるほうが楽しくなくちゃ意味がない!!」

これこそが、『ハッピーサイクル』の根本的なありかた。

そしてアナタは、「もっと楽しく働きたい、もっとサービスのお仕事を楽しみたい」と思って、この本を読んできたのですよね?

だったら、ここまでディズニーランドから学んできた「サービスを楽しむためのさまざまなエッセンス」を、アナタ自身で試さない手はありません。

「でも、具体的に何からしたらいいの?」

大丈夫です。これから『ハッピーサイクル』を使ってお話ししますから。

『ハッピーサイクル』のステップは、たったの4つ。とってもシンプルです。

シンプルだけど奥が深い、『ハッピーサイクル』の真髄とは!?

さぁ、いよいよクライマックス!

2026年の補足

実はディズニーランドそのものが、「作る側が楽しみたい」という願いから生まれました。ウォルトは休日、娘さんたちを回転木馬に乗せて、自分はベンチでただ待っている。そのとき「大人も子どもも一緒に楽しめる場所はないのか」と考えたのが出発点だと、言われています(最初の開園は1955年)。やる側が"自分も楽しみたい"と本気で願ったから、あんなに楽しい場所になった。「やってるほうが楽しくなくちゃ意味がない」——本文の、その言葉と、同じ匂いがしますね。