ピノキオの冒険旅行へ、ようこそ。ここから乗り場までは少し長いですが、その時間もちゃんと楽しんでいただけるように、ご案内しますね。
この列は、屋根の下で、1枚の大きな絵の前を通ります。描いてあるのは、これから乗る冒険が始まる、その直前のピノキオです。
歩く順番のとおりにお話ししますので、読みながら、ゆっくり進みましょう。それでは、出発です!
建物の外観

並ぶ前に見上げた建物、覚えていますか?木の板をふいた屋根の塔に、小さな塔がいくつか。黄色い旗。真ん中に赤い幕の小さな舞台があって、糸のついたあやつり人形が2体、立っています。その下に、「Pinocchio's Daring Journey」の看板です。
ピノキオは、木のあやつり人形です。作ってくれたゼペットじいさんと、小さなコオロギのジミニークリケットに見守られながら、思いやりや正直さ、勇敢さを学んで、ほんものの人間の子どもになっていく。その冒険の旅を、この建物の中で、トロッコに乗ってたどるんです。
入口の壁画

さあ、壁画です。石畳の町に、街灯。その左下に、小さなピノキオがいます。見つかりましたか?本とリンゴを抱えて、初めて学校へ向かうところです。足取りも、うれしそうですね。
では、ピノキオのそばの街灯を見てください。柱に、案内板が3枚、付いています。「STROMBOLI'S THEATER」、「SCHOOL」、「PLEASURE ISLAND」。ストロンボリの劇場、学校、プレジャーアイランド。ピノキオが行くのは、もちろん「SCHOOL」。……のはずなんです。

今度は、絵の左のほうです。杖を持ったキツネのファウルフェローと、相棒のネコのギデオン。そのそばに、金の袋を2つ抱えた御者がいますね。コーチマンといいます。三人で、純真なピノキオを馬車に乗せようと、何やらたくらんでいるようです。その馬車は、石橋の上に止まっています。行き先は「PLEASURE ISLAND」。屋根の上まで、男の子でいっぱい!
プレジャーアイランドは、なまけものの子どもをロバに変えてしまう遊園地。ストロンボリは、人形劇場の強欲な親方です。ピノキオは、キツネとネコの甘い言葉にのせられて、この親方の劇団に売られてしまいます。
ここで、案内板をもう一度見てください。三枚のうち、この先トロッコの中で出会うのは、どの行き先でしょう?……勘のいい方は、もうお気づきですね。ストロンボリの劇場と、プレジャーアイランド。学校ではない、二枚のほうなんです!壁画にいるのは、学校へ行こうとしていたピノキオ。私たちはこれから、その続きに乗ります。
最後に、街灯の柱の根元を見てください。小さな姿が、両手を上げています。ジミニークリケットです。学校のほうへ行かせようと、精一杯声を上げているようですね。この小さな姿、覚えておいてくださいね。乗り場で、もう一度会います。
乗り場のトロッコ

乗り場に来たら、トロッコのいちばん前の板を見てください。木目の車体に、傘を持ったジミニークリケットが、星に囲まれて浮き彫りになっています。壁画の柱の根元で声を上げていた、あのコオロギです!壁画では止めようとしていたジミニーが、今度はトロッコの先頭で、一緒に行ってくれます。
4人乗りで、約2分。暗いところを進みますし、怖い顔も出てきます。ジミニーは、中でもいろいろな場面に出てきて、ピノキオを正しいほうへ導こうとします。どこに出てくるかは、一緒に探しましょうね。
花壇と噴水

降りたら、建物の横の花壇へ寄ってください。生け垣の中に、誰かいます。またあの2人です。帽子にマントのファウルフェローと、こうもり傘を抱えてかがんでいるギデオン。花壇に出てきても、まだ何か企んでいる顔ですね。
ファウルフェローの右手の杖が、どこかを指しています。その先を、目で追ってください。……石造りの噴水です。
噴水の上に、小さなピノキオの像が立っています。左手に本、右手にリンゴ。壁画と同じ、学校へ向かう途中のピノキオですね。壁画のほうでは、三人組がすぐ後ろまで来ていました。こちらは、本とリンゴを持って歩き出した、そのところです。
リンゴの上も見てください。小さなジミニークリケットが、ちゃんと乗っています!
旅のあとで
建物のそばに、お菓子のお店があります。名前は「プレジャーアイランド・キャンディーズ」。壁画の馬車の行き先が、お店の名前になっているんですね。
出てきたら、もう一度、建物を見上げてください。旗と、小さな舞台と、人形が2体。このアトラクションは、1983年4月15日、東京ディズニーランドが開園した日からここにあります。世界で最初に開いたピノキオの冒険旅行は、この建物なんです。カリフォルニアのディズニーランドに同じ名前のアトラクションができたのは、そのひと月あとだったそうです。
それでは、みなさまどうぞ、よい冒険の旅を。
出典: この記事の事実は、以下で確認しています(2026年10月25日閲覧)。
・東京ディズニーリゾート公式サイト アトラクションページ「ピノキオの冒険旅行」(木の人形だったピノキオが、ゼペットやジミニークリケットに見守られながら、思いやりや正直さ、勇敢さを学び、ほんものの人間の子どもになるまでの冒険の旅・ファンタジーランド・約2分・4名・雨の日も安心・怖いキャラクターが登場・暗やみをすすむ) https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/attraction/detail/168/
・東京ディズニーリゾート公式ブログ「ピノキオをみーつけた♪」(2021年5月13日。4人乗りのトロッコ・1983年の開園当初から・入口の大きな壁画は初めての学校へ向かうピノキオに災難が降りかかりつつある様子・案内板は学校のほかにプレジャーアイランドとストロンボリの人形劇場・ファウルフェローとギデオンがコーチマンの馬車に乗せようとたくらむ・ストロンボリの人形劇団に売られる・石造りの噴水のピノキオの銅像は学校へ向かうところで左手に本、右手にリンゴ・リンゴの上にジミニークリケット・ショップ「プレジャーアイランド・キャンディーズ」) https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/210513/
・東京ディズニーリゾート公式ブログ(2022年5月17日。1983年4月15日の開園日からあるアトラクション・世界で最初にオープンしたのは東京ディズニーランド・アトラクションの横の花壇のファウルフェローとギデオン・杖が指している先の噴水にピノキオ・ジミニークリケットはピノキオを正しく導くためにさまざまな場面に登場) https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/220517/
・東京ディズニーリゾート公式ブログ「まるで気分はピノキオ!?ピノキオにまつわる、ふたつのお店♪」(2017年10月19日。プレジャーアイランドはなまけものの子どもをロバに変えてしまう遊園地・ストロンボリはピノキオが売り飛ばされた人形劇場の強欲な親方・プレジャーアイランドとストロンボリの人形劇場はアトラクションにも登場) https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/171019/
・D23 Disney A to Z「Pinocchio's Daring Journey」(東京ディズニーランドで1983年4月15日開業、カリフォルニアのディズニーランドでは1983年5月25日開業) https://d23.com/a-to-z/pinocchios-daring-journey/
・建物の外観と看板・列の壁画の案内板の文字とジミニークリケット・トロッコの前の板の浮き彫り・花壇の像は、パークで撮影した写真(2009年、外観は2018年まで)で実物と文字を確認
注記: 本記事は非公式のファンコンテンツです。ウォルト・ディズニー・カンパニーおよび株式会社オリエンタルランドとは一切関係ありません。