東京ディズニーランドへ、ようこそ。今日は、ひとつの乗り場に向かう案内ではなくて、パークのどこにいても楽しめるお話をしますね。
いま並んでいるのは、どの列でも大丈夫です。今日の主役は、指して見せることができません。耳で見つけるものです。次にキャストが声をかけてくれる瞬間を、一緒に待ってみましょう。
東京ディズニーリゾートの公式ブログに、パークのあいさつを集めた記事があるんです。今日はそれを片手に、入口から順に歩くつもりでお話しします。読みながら、ゆっくり進みましょう。それでは、朝の入口から、出発です!
ワールドバザール

朝、入園して最初に歩くのが、ワールドバザールです。ここは、20世紀のはじめごろのアメリカの街並み。ガス灯が電灯に、馬車が自動車に変わろうとしていた時代の街です。「この街から今日一日の物語がはじまります」と紹介されている街です。
この街で最初に聞こえてくる言葉が、「グッドモーニング」。「グッデイ!」と聞こえることもあります。100年以上前のアメリカの街で、聞こえるのは英語のあいさつ。街と言葉が、ひと組になっているんですね。
朝の言葉を、ひとつ覚えておいてください。帰りに、もう一度この街を通ります。
ワールドバザールを抜けて

街を抜けた先で聞こえてくるのが、「ヨーホー!」。アトラクション「カリブの海賊」のキャストの呼びかけで、あいさつというより、海賊の掛け声ですね。
ここはアドベンチャーランド。海賊たちが荒らし回る海のある場所です。さっきまでの「グッドモーニング」が、ほんの少し歩いただけで、海賊の声になりました。
カリブの海賊の列に並んでいる方は、カリブの海賊の回もどうぞ。
ウエスタンランド

さらに歩くと、ウエスタンランドです。フロンティアスピリットが息づく、アメリカ西部の町。雄大なアメリカ河を、蒸気船が汽笛を鳴らしながら進んでいきます。
ここでの「こんにちは」は、何でしょう?……「ハウディ!」です。
ちょっとだけ、目を閉じてみてください。建物も、足元の道も見えなくなります。それでも「ハウディ!」と聞こえたら、ここが西部の町だと分かります。目を閉じていても、西部にいる。それが分かる一言です。
「ハウディ!」と言われたら、「ハウディ!」と返してみてください。キャストとあいさつを交わして、一緒に楽しみましょう。
クリッターカントリー

同じアメリカ河のほとりに、赤土の山がそびえる場所があります。クリッターカントリー。クリッター、つまり小動物たちが住む、緑豊かな田舎を舞台にした、絵本のような世界です。
ここでは、「ハウディ!」が、ちょっと変わります。「ハーウディドゥ!」。少し、田舎なまりになるんです!
町では「ハウディ!」、田舎では「ハーウディドゥ!」。同じ河のほとりでも、町と田舎で、言い方が変わるんですね。聞き比べてみてくださいね。
河を離れてファンタジーランドまで行くと、「村一番の狩人、ガストンのレストラン」で、料理を出すときなどに「ボナペティ」。フランス語で「召し上がれ」です。ここまで来ると、食事の言葉まで変わっています。パークにはほかにも、テーマに合わせたいろいろなあいさつがあるそうです。ただ、公式ブログで紹介されているのは、ここまでなんです。ここから先は、ぜひご自身の耳で集めてみてください。記事と違う言葉が聞こえたら、それも今日の見学のうちですからね。
帰り道のワールドバザール

一日の終わりに、もう一度ワールドバザールを通ります。朝、「グッドモーニング」と迎えてくれた街です。
夜のこの街で聞こえてくるのは……「グッドイブニング」。同じ街、同じ建物なのに、言葉だけが変わっています。朝に迎えてくれた街が、夜は別の言葉で送り出してくれるんですね。場所だけでなく、時間まで、最初の一言に入っていました。
今日は、耳だけで一日を歩きました。これから先、ランドの境い目を越えるたびに、最初に聞こえる言葉を待ってみてください。いまいるのが、どの時代の、どの土地なのか。最初の一言が教えてくれます。
それでは、みなさまどうぞ、よい一日を。この街の言葉で、グッデイ!
出典: この記事の事実は、以下で確認しています。
・東京ディズニーリゾート公式ブログ「いろいろなあいさつでゲストのみなさまをお迎えします!」(2022年4月12日)
・東京ディズニーリゾート公式サイト「7つのテーマランド」/レストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」のページ(2026年10月9日閲覧)
注記: 本記事は非公式のファンコンテンツです。ウォルト・ディズニー・カンパニーおよび株式会社オリエンタルランドとは一切関係ありません。