「ディズニーランドで働いているキャストが目指してる『ゴール』……、それってきっと、そりゃもうハードルの高いものなんだろうなぁ……」これは、私がディズニーランドに入社したときに受けた研修の最中に思っていたことです。仮にも日本一と称されるテーマパークで働くわけですから、それなりの覚悟はしていましたが、「オラオラオラァ〜!声が小さいっ!もっとキビキビだ!!働け働けぇぇー!」みたいなことになったらどうしよう……、と思わなかったわけでもありません。そんなことをモンモンと考えている私の不安をよそに、研修では、担当のトレーナーさんが「ゴール」についての説明を始めました。